東海道新幹線が具体化してきた頃、夢の超特急と呼ばれていて、子供向けの雑誌などに想像イラストが盛んに掲載されていました。
子供の私はとてもわくわくと楽しみにしていましたよ。
我が家から子供の足でも20分くらい歩くと新幹線の線路があったので、工事中も試運転の様子を観に行ったりしたものです。
新幹線は、確かに夢の実現でした。
戦前の弾丸列車計画から引き継いだ夢の実現だったと思います。
昔は蒸気機関車で実現しようとしていたんですから、時代の違いを感じますが・・
そうそう、狭軌鉄道の蒸気機関車の世界最高速度記録は、日本のC62形が持って居るんですよ。
1954年(昭和29年)12月15日、東海道本線木曽川橋梁の「たわみ試験」のための高速走行で、17号機がマークした129km/hです。
C62形の設計上の最高速度は110km/h程だったと思います。
「たわみ試験」としては、110km/hまで出せば問題なくデータが取れるという事だったそうですが、それでは当時の世界記録(数字は忘れましたがイギリスの機関車が持っていました)に及びません。
試験運転の乗務員は、勝手に世界記録に挑戦する腹づもりで、念入りに整備をしていたらしいですが、実は関係者一同がそれを望み、暗黙の了解が出来ていたようで、129km/hが計測された瞬間に歓声が上がったということです。
さて、ほぼ全国の新幹線網が完成に近付き、日本中の多くの人が利用している現状です。
今、新幹線が無くなったら困る人は多いでしょう。
でも、リニア中央新幹線が開通したとして、その恩恵を受ける人が、どれだけ居るのでしょう。
山梨県では、県内に駅が出来た場合の経済効果を、年間146億円の増額と発表したそうです。
しかも東京のコンサルタント会社に500万円で委託して試算させたとか・・開いた口が塞がりませんな。
過去に、あらゆる公共事業で完成後に見込んだ経済効果を達成できたものって、どのくらいあるのでしょうね。
特に、観光業などのサービス業では41億4千万円の効果があると見積もられているようですが・・冗談にしか聞こえませんね。
リニアなんか要らないですよ。
特に環境面で、大きな借金を背負うだけのような気がします。

※画像はイメージです。(笑
私の感覚的なものですが、現在の新幹線までは「夢の超特急」の延長線上の「夢」を感じるんです。
ただ、リニアにはそれを感じません。
(くまぱぱ)
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